(ハル)
1996年/森田芳光監督
 パソコン通信を題材に、登場人物達のチャットの模様がリアルタイムでスクリーンに映し出されるという画期的な映画。テーマソングとしてTHE BOOMの「TOKYO LOVE」が使われました。
 恋人を亡くし、恋愛を拒み続けるヒロイン「ほし」(深津絵里)と、恋人と別れ自分を見失っていた主人公の「ハル」(内野聖陽)の2人はパソコン通信を通じて、お互いに顔を知らないまま絆を深めていく……。この映画で宮沢和史は「ほし」と同様に恋人を事故で亡くし、「僕も前の彼女を忘れられない、君も前の彼を忘れられない。お互いの思い出を大切にしながら、お互いの思い出に干渉せず、結婚しよう」と強引にプロポーズする男・山上博幸を演じました。
(ほし)と山上博幸